2012年09月14日

1+1=2ではない?

☆1+1=2ではない?
~無症状でも椎間板ヘルニアはあります の巻~


1+1=2ではない?



私の5歳の息子でも、1+1=2と答えます。
なぜ、1+1=2ではないのか?



これは人間と機械の違いから説明しなくてはいけません。



以前の私は、椎間板ヘルニアがあれば痛みがあって当然という教育を受けており、レントゲンで椎間板ヘルニアが確認できれば、それが原因で痛みがでていると思っていました。



しかし、最新の論文などでは、腰痛がない人の約80%に椎間板ヘルニアが発見されるとあります。



むむむ、これって、1+1=2の世界ではない・・・



なぜ、椎間板ヘルニアがあっても症状がないの?



椎間板ヘルニアというのは、ウィキペディアによると
「椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア、herniated disc)は、ヘルニアの一種であり、椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態である。
椎体と椎体の間には人体最大の無血管領域と呼ばれる椎間板が存在している。椎間板は中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪から成る。この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が椎間板ヘルニアである。」



この椎間板ヘルニアというのは、実に有名だ。



一般の方のほとんどが、知っている。



で、有名だからこそ、患者さん方が椎間板ヘルニアと聞いたとたんに、症状があるものだと思ってしまう。



実にやっかいな有名なやつです。



で、私の治療院にやってきた患者さんには、



「腰痛がない人の約80%に椎間板ヘルニアが発見されるとあります。」



とか



「椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄が痛みやしびれの原因となることはありません。痛みやしびれは神経症状ではありえない。」



という事実をお伝えして、安心してもらいます。



これは、私が言っているのではなく、しっかりとした論文や書籍、医師が書いた文章から引用しいていますので、患者さんも安心されます。



「へー、そうなんだ」

「安心するね。」



もちろん椎間板ヘルニアが原因で腰痛になっている人はいますよ。そういう方は、病院の治療で良くなっているんです。



椎間板ヘルニアと診断されて病院で良くならない方は、まず椎間板ヘルニアが原因での腰痛ではないですね。



こうして時間をかけて患者さんが納得するまで説明をする。



これが私の仕事



この話を聞かなければ、いつまでたっても患者さんは、


1+1=2だと思っています。


1+1は0にもなるし3にも4にもなる可能性があります。



レントゲンで椎間板ヘルニアという証拠をつきつけられも、



症状のない人の80%にも椎間板ヘルニアが見つかるという知識があると、



「想定内」のことになりますよ。




では、機械はどういう反応をするかというと、



パソコンに1+1=と入力すると



間違いなく2と答えを返します。
(椎間板ヘルニアがあれば痛みがでる)



これが人間と機械の違いです。



私たちは、人間ですので、感情があります。



たとえば宝くじが三億円当たった直後に、椎間板ヘルニアと診断された



一方、試験に失敗した後で椎間板ヘルニアと診断された



では、雲泥の差があると思いますよ。





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 『痛みには必ず原因があります』

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