2011年07月15日

過食症の患者さん




上の写真の本を読んでいます。


井深大(ソニー創業者の一人)です、私の好きな方の一人です。



その本に、こんなフレーズがでてきます。



井深大 「脈診でみると何でもわかるんだ」


本田宗一郎 「じゃあ、口の悪いのもわかるんだな(笑


井深大さんは、生前にソニーで東洋医学の脈診を研究していたようで、とても興味深い。



私が行っている体話と似ているので、井深大さんが生きていらしたら、ぜひお会いしてみたかった。



昨日、過食症の患者さんが来院された。


私は、過食症は原因ではなく、結果だと思っています。


過食になってしまった原因をしっかりとみつけていかないと、やはり繰り返します。


薬だけでは良くならないのではないかと思っているのですが・・・・・・



どんな症状にも原因があり、その原因をみつけていけば、快方への道がひらかれるのではないか



しかし、多くの患者さんが、病名が原因だと思いこんでいるので、



まずは、そこから患者さんの思いこみを解きほぐし



患者さんにわかってもらいます。







井深大さんは、西洋医学を全面的に否定していたわけではないようです、


一節に


否定しているのは、


巨大化して先鋭化している西洋医学、


己がすべてだと過信している西洋医学である。


検査データを通して人をモノ化する合理的標準化、


そして部分のみを精密にしらべて全体を見ない専門分業化、


それらは生命を持つ人間から最も遠い方法論ではないか?」



『井深大が見た夢』  佐古曜一郎 著  風雲舎



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Posted by 体と会話する“体話”プラクター:岩崎久弥 at 12:02│Comments(2)院長 いわざき ひさや の日記
この記事へのコメント
おっしゃる通りだと思います。
摂食障害は、突然おこりません。
成長の過程で、親との関係性が密接に関わると。。
突然、原因無く起こる心理的な病気は、無いのでは・・。
薬は、症状を抑えてくれても(+副作用も込)快復の為のツールでは無いはずです。

この三連休は、親友が理事を勤めるロールシャッハ日本大会のお手伝いに行って来ます。
各国から集まる、大きな学会です。
そこで、茶席を設けるのですが、この大会、放射能のお陰で参加者激減。。そこで、『お茶』海外の方は受け入れて下さるのでしょうか・・。(汗)
Posted by ayaka at 2011年07月15日 13:39
ayakaさんへ

コメントありがとうございます。

ロールシャッハ日本大会とは、ロールシャッハ・テストのことでしょうか?

興味ありますね。

茶席ですが、きっと真心は伝わりますよ。
Posted by 体と会話する“体話”プラクター:岩崎久弥体と会話する“体話”プラクター:岩崎久弥 at 2011年07月22日 12:43
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    コメント(2)