2011年06月02日

教師

TMSジャパンの長谷川淳史先生からいただいた資料を精読しています。


http://www.tms-japan.org/


ホーソン効果という効果を知らなかったので、インターネットで検索


シカゴの近郊のホーソンの工場で、作業環境が生産性にどう影響するかを測定するテストが実施された。照明が工場での作業に対してどのように影響するかを計測したものだった。最初は照明をいつもより明るくすると、生産性が上昇すると記録された。しかし、次に逆に照明を暗くしてみたところ、生産性はさらに向上した。これは一見すると不思議な現象だった。

作業効率が向上した原因を分析した結果、「工場の幹部や同僚の関心を集める中で実験したため、作業者が注目されているという意識で生産性を高めた」という結論に達した。この結果は地名にちなんで「ホーソン効果」と命名された。 つまり、ホーソン効果とは人が潜在的に持つ心理状態が関係している。他と違った扱いを受けることに魅力を感じ、注目されることを好み、何か新しいものに好奇心を持つ心理である。言い換えると特別扱いされたり、特別な物を手に入れたりして自己顕示欲を満たされると、快感や幸福感を感じ、自分の能力や体調がより良い方向に向かうことがある。また、末期癌などの終末期医療を行うホスピスでは同じような悪性腫瘍の末期患者ではお見舞いが多い方が長く生存することが証明されている。



 こんな情報を得ることができました。

 
 潜在意識が、身体に及ぼす影響を、体話プラクターとして見ているのですが、


 先日ひどい腰痛を訴えて、来院された88才の女性は、医師に「歳だから仕方ないよ、あの山の上の病院にでも行くことだね」と言われたことを教えてくれました。


 山の上の病院とは、高齢者のリハビリ病院のこと。


 こんなことを言われたら、きっと治したいと思えなくなりますよね。


 これは医原病です。


 私も患者さんと接するときに、一番気をつけなくてはいけないこと。


 いつも気をつけています。


 先ほどの女性は、3回目の治療後のあとには、かなり軽くなり、家族の前で脚を上げることができて、家族をびっくりさせたと教えてくれました。


 しっかりと患者さんの気持ちを支えると、患者さんの快復も早くなるようです。


 教師


出典 http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E5%8A%B9%E6%9E%9C



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Posted by 体と会話する“体話”プラクター:岩崎久弥 at 10:28│Comments(0)根拠に基づく医療(EBM)
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